『伊達と真田と佐助{前編}』

登場人物

過去 真田幸村
8歳
現在 真田幸村
19歳

過去 伊達政宗
9歳
現在 伊達政宗
20歳

過去 猿飛佐助
4歳
現在 猿飛佐助
15歳


〜あらすじ〜
ある日俺と伊達は森をあるいていた。あれは俺が8歳の時かな
小さな男の子がうずくまって泣いていた、伊達がその男の子の近くにいくと...


「ふあーあ!ねえ政宗っ!!森いこーよっ暇だよっ」俺はいつもどうり政宗の家へ行き政宗を誘って一緒に遊んでいた。
「んー拙者眠いでござるー!」歩いているといきなりしゃがんで目を擦りだす政宗を見ながらも俺は
「眠いなら後で寝れば良いじゃんー!俺は遊びたいのっー」まさに兄弟関係に近い俺ら。
だけど俺等の親族は敵対している。だから今は隠れてあそんでいるってこと。

政宗の家へ行きってあるが、それは本家のほうじゃなく、政宗を預かっている家。
その家の人は俺のことを歓迎してくれている。

「やら!拙者かえるでござるぅっ!!」 「やだ!!」

俺は絶対あの森は一人で行きたくない、けど政宗と一緒ならはいってもいい・
「しょがないでござるな…今日だけでござるよ」「やった!!んじゃいこいこっ!!」
政宗の手を引っ張り森へはいった。

しばらく歩いて俺は「づがれだー!!」「Σもうでござるか!!あともうちょっとでござるよっ!」
にっこり笑う政宗の顔をじっと静かにみているとどこからか泣き声が聞こえてきた
「なんでござるかね」「政宗も聞こえる??」「聞こえるでござる…不気味でござるな」
俺等は辺りをきょろきょろ見回しある所に視線をやると...

「あれ…は人間でござろうか…??」「そうじゃねえかな…ちょっと行ってみてよ」
政宗の背中を押して俺は離れる
「そこのもの・・・何者でござる」「…」
泣いている奴は顔を伏せたまま「何者…??…俺は猿飛佐助」
まだ4歳半くらいの子が顔を上げた。するとほとんどが血で覆われていた

「どうしたのでござるかっ!そのか…」「父さんが目の前で殺されたんだよ…」
泣きながら訴える佐助をみながら猿飛と言うと…と考えていた
「旦那たちは…なんていう名前…」「拙者は独眼流伊達政宗でござろう♪」
「毒の旦那…ねそちは…??」「俺は真田…」「真田?!」

俺の苗字を言うと猿飛は急に怯えだした
「どうしたのでござるか??」「…真田家…俺の父さんの仇!!!」
いきなりクナイとシュリケンを出して俺に向かって投げてきた
「うぁっ…」左腕にクナイが刺さった「いだっ・・・ぃっ…」蹲ると政宗が駆け寄ってきて「大丈夫でござるかっ幸村っ何をするのでござるかっ!この子は真田とは…関係ないのでござるっ!!」
「関係ないとは…??」不思議そうに首をかしげて聞いてくる

「俺は父さんたちとはまったく関係ないんだよっ…俺嫌いだし…」
腕を抱えていうと佐助は安心したかのように「そうですか…ならよいので…」
にっこり笑う佐助と不安そうな顔をする政宗。

佐助は俺等と来る事になった。「んじゃあ拙者はこれで失礼するでござるうっ!!」
政宗は逃げるように家の中に入っていった、「幸村様…やっと帰ってきたでござるか」「才蔵ー!!」
才蔵が俺を向かえてくれる「あ、そだそだ俺十勇士に佐助いれたいんだけどさいいかな」
「何を言っているのでござろう!」「だってさぁっ九勇士ってなんかかっこわりいじゃんっ!!だから十勇士にしようかなってよ!」才蔵は困った顔をした後にうなずいた「そうでござるな。一人入れても変わらないだろうしいいでわないか」

「やったな佐助!!」「はぃっ、旦那ありがとうございますっ」佐助は一例して才蔵の方へ行った。
それを見届けてから本家の池にむかった「ふあーっ…天気がいいなぁっ」
空を見上げていたら後ろに父さんが来て「幸村!また伊達の奴と遊んだんだってな!」
「いいじゃんっ!!俺だって好きな相手と遊びたいよっ!」「わがままいいおって」相変わらず厳しいが
俺が訴えるとすぐにおれる♪すっごい天才俺って♪

それから11年の時が経ちもう19歳になった拙者等
全然会っていない政宗は元気にしているのでござろうか…確かアメリカへ行ったとの情報だが、才蔵の言うことは本当でござろうか…「真田の旦那ぁっ…はあはあっ政宗殿が帰ってきましたよ!」「おおっそうかっ!おぬしは本当にいい十勇士だな♪」「いえいえっ♪」
佐助も15歳か…大人になったでござるなぁっ…

政宗の帰国が分ったら拙者はすぐに海に向かった。すると政宗が木に寄りかかって不機嫌そうなのを見つけて政宗の方へ行こうとしたがすぐに「あの外観どもはなんなのだ!まったく気に入らん!」政宗の父が船から降りて政宗の手を引っ張って連れて行った
「政宗っ!!」俺は森の置くから話かけると政宗はこっちを向いて「幸村!?」そういった


しばらくして道着姿に着替えた拙者はいつもの森の前に来ていた。佐助も一緒だった
「懐かしいでござるなぁっ」「あの時は本当にありがとうございました真田の旦那」「あの時の例は拙者ではなく政宗に言ってくれ。あの時拙者はあまり乗り気ではなかった。が今は違うぞっっ」
「真田の旦那…あん時とは変わりましたね。今はすごい道着が似合ってます♪11年前は可愛かったのに」
クスクス笑う佐助を横にし木に寄りかかってずっと森をみていた

「また入れなくなったのでござるか??」「政宗!?」「ドックの旦那?!」佐助…ドックって…?
「拙者はドックではない!!!!毒の旦那と前行ってたであろう!?」残念まぢりの政宗を見て二人はにっこにっこしていた。「変わったな政宗」「そうですね、毒の旦那。変わりましたよ」あちらこちら見て二人は見ほれていた
「そうでござるか??そんな変わりはしていないとおもわれるが…あ、そういえば二人は何歳になったのでござるか??」

「俺は19歳だよ」「自分は15歳です毒の旦那っ!!毒の旦那は確か20…??」
ああ。そううなずいて森を見る政宗。にっこにこしている佐助。
「とりあえず政宗。無事でよかった」ひとまず安心と言うことかな。一息ついたところで政宗が真剣な顔をし始めた
「拙者。また外国にいかないといかないでござる。」「は??」「E??」
いきなり言われちょっと戸惑ったが「そうか…いつ??」
「確か…今日の夜くらいか…で帰ってくるのが来月の四日くらいであろう…」
驚きを隠せない俺らは政宗に質問攻めをした
「誰と??もっと早く帰ってこれないの??どこに行くの??」
「父さんと、それは無理だ。アメリカだ。」
一気に答える政宗を目の当たりにし俺らは少し可笑しかった

「そか。頑張ってな。俺等見送りいくから」「…」
佐助はさすがに始めてのせいか涙目になっていた。相当政宗の事を気に入っていたからな。
「ん、わかったそれじゃあ拙者も準備があるから行くでござる。でわまた後で」
俺と佐助の頭をなでて家へ帰っていく政宗の背中をみながら俺と佐助は泣いた。


〜見送りの時〜
「政宗のやろうまんまと騙されおった。さすが頭の中真っ白やろうだ」
俺らはこの会話を聞いてしまった。「今…」「ああ。『騙された』とはなんだろう」
木の陰で政宗を探し見つけ腕を引っ張って森の中へ連れて行った
「政宗…いかないでくれっ」「毒の旦那…」背の高い政宗を見上げ俺は必死に訴えた「何故でござる?」
不満があるせいか不機嫌だ「…このまま行くと殺されるっ!!」「何を馬鹿なことを言うのでござるか」
政宗はどうしても行きたいせいか認めない「本当だよ・・・お前の父さんが言うのを聞いてた!」

「政宗っ!どこにいる!」「今行きます父上」政宗は俺らを一回見てすぐ父親のほうへ言ってしまった
「行かないで…政宗っ…!!」一回振り返り船に乗る政宗を見届けて俺等はしばらく泣いた
そして家へ帰り*1散々怒られた。才蔵に「いつまで出かけておりますか!幸村様」
俺はそんな才蔵を無視し池へむかった「政宗…」ソウつぶやいたとたん胸騒ぎがした。
昔父と言った時に聞いた悲鳴声。政宗を戦場へ行き人を散々殺した時の叫び声が聞こえる。
その叫び声が『政宗!!のろってやる』など。俺の事はいっさいいっていなかったが。胸騒ぎがする…
きっと政宗になにかあったのだ…

それから4月4日。
政宗の帰りを待つ俺等。がなかなか船は戻ってこない。
それから1時間2時間してくらいかな。ぼろぼろになった船が帰ってきた。
俺等はぼろぼろでも無事かえって来たことに喜び号泣した。『政宗」「毒のだんなぁっ」

船が岸に着き俺等は政宗がおりてくるのを待った。だがなかなか下りてこない。ほとんど血だらけの隊士たちが降りてくるだけだ。俺はその隊士たちに政宗はどうしたか聞いた。
「ああ…ぼっちゃんなら…いまきますよ…」俺等は船を見上げた。そこには..............




小説かいてみたよー♪感想よろしく♪

*1:本家じゃないほう